支援活動167_Web book
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18 知的財産支援活動だより2015年12月号(No.167)1.日  時:平成27年10月8日(木) 10:45~11:302.場  所:大阪市立三先小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:6学年2クラス59名6.担当部署:近畿支部知財普及・支援委員会7.講  師:松永 英幸、梅崎 真紀子、8.コメント: 授業では、身近な所に様々な「発明」があるということを、児童たちに気付いてもらうため、司会の松永会員から、日常のちょっとした不便を解消する発明を紹介しました。発明品を見てもらう前に、まずは児童たちに日常の不便を解消するためのアイデアを出してもらいました。最初は照れていた児童たちも、松永会員から一人が指名を受けると、その後は活発に挙手し、発言してくれるようになりました。児童たちから出るアイデアは、バラエティに富んでおり、中には、実際の発明品に近いアイデアを出す児童もいました。時間の都合上、手を挙げてくれたすべての児童に発言をしてもらえなかったのが、本当に残念でした。 寸劇では、担任の先生のお一人が怪人Xを担当され、私がF博士に扮しました。毎回のことではありますが、先生の登場に教室はさらに盛り上がりました。先生の熱演もあって、児童たちは、最後まで集中力を切らすことなく寸劇を鑑賞し、そして、世の中を便利にする発明をしたF博士を応援してくれました。 今回の授業で、児童たちは、発明を保護することの大切さ、そして、発明の保護のために「特許法」というルールがあることについて、理解してくれたと思います。それに加えて、児童たちが積極的にアイデアを出してくれたことを非常にうれしく思いました。このような児童たちが、将来、アイデアを保護することの大切さを理解した上で多くのアイデアを出し、そしてそれらを実現していくことによって、まだまだ日本は発展を遂げるはずだという希望を持たせてくれた、貴重な経験でした。近畿支部知財授業担当 梅崎 真紀子「知的財産特別授業」大阪府大阪市立三先小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣

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