支援活動166_WebBook
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知的財産支援活動だより2015年11月号(No.166) 31 1.日  時:平成27年9月18日(金) 8:55~10:302.場  所:兵庫県神戸市立真野小学校 3.名  称:知的財産特別授業4.内  容:発明工作授業(回転台)5.対  象:5〜6学年2クラス47名6.担当部署:近畿支部知財普及・支援委員会7.講  師:柳瀬 智之 会員、片岡 眞 会員8.コメント: 生徒代表のあいさつで授業が始まり、続いて、まず弁理士が発明や商標を守る仕事をしていることについて説明をしました。商標について生徒の筆箱に描かれていた某スポーツブランドのマークを使って説明したところ、身近な事例だったので興味深く聞いてくれました。 さて、いよいよ工作開始です。簡単な説明を聞いただけではどうすればよいのか戸惑っている様子でしたので、もう少しヒントを出しました。すると、「わかった!」と数人が目を輝かせて取り組み始めました。他の生徒たちもそれにつられて手を動かし始めます。進みの早い生徒たちのアイデアを紹介し、良いアイデアにはみんなで拍手をしました。自分のアイデアが紹介された生徒は、拍手をしてもらえてとても嬉しそうでした。「他にアイデアは?」と促すとどんどん手を進める生徒たち。いくつものアイデアが出て、良く出来ているものがたくさん生まれました。最後に各班の代表の生徒に作品と工夫した点を紹介してもらうと、あっと言う間に時間がきました。今回は90分の時間を頂いていたので、たくさんの生徒が回転台を完成させることが出来ました。完成度を高めようと最後まで一生懸命作業する生徒、上手くいかなくて苦戦する生徒、それぞれのなかで出来ることを一生懸命やろうと前向きに取り組んでくれました。 お忙しい中、校長先生にも見に来て頂き、先生方にもご支援頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。 最後に、色んな工夫が出来ること、失敗してもリカバリーが出来ることを伝えて授業を終えました。学校を出る際にも大きな声であいさつをしてくれました。私たちの授業が元気な生徒たちの日々の創意工夫につながるきっかけになれば良いなと思いながら学校を後にしました。近畿支部知財授業担当 片岡 眞「知的財産特別授業」兵庫県神戸市立真野小学校発想力豊かな児童達と工作を行う講師陣

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