支援活動164_WebBook
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16 知的財産支援活動だより2015年9月号(No.164)1.日  時:平成27年8月21日(金) 13:30~14:452.場  所:名古屋市科学館3.実施者:名古屋市市民経済局産業部次世代産業振興課4.内  容:知的財産権についての初歩的講義5.対象者:名古屋市少年少女発明クラブ会員16名(小学校5、6年生及び中学生)       +運営側10名6.担当部署:東海支部教育機関支援機構7.講  師:東海支部教育機関支援キャラバン隊員 前田 大輔8.コメント: 昨年に引き続き、今年も少年少女発明クラブ「自由創作教室」にて知財授業を行いました。最初に「弁理士」の仕事内容を説明してから、この後の電子紙芝居に出てくる「発明」や「特許」といった言葉は何を意味するのかを理解してもらえるよう、簡単な導入用の説明を行いました。 続いて、生徒たちに電子紙芝居(パン職人レオ君の物語1章、2章)と講師作成のスライドを見てもらい、「発明」及び「特許」とは何か、その他知的財産権に関連する基本的事項を説明しました。 今回の講義では、事前の打ち合わせにて運営側より、意匠に関連して子供達が自分で考え、それを表現するような何かができればとご相談頂いていたため、意匠図面を書いてもらうことにしました。生徒たちは発明クラブで工作をしていますので、作成中の工作の完成図を思い浮かべて、時間の許す範囲で図面を書いてもらいました。出来栄えは生徒によって様々でしたが、全員意欲的に取り組んでくれたように感じます。意匠図面がどのようなものかを説明し、家に帰った後に残りの図面を書き、実際の工作と見比べてもらうようお願いしました。 その他、生徒が興味を持ちそうな意匠登録・商標登録の事例を示して、なぜ特許や意匠・商標登録の制度が必要かを説明しました。 講義の最後に質疑応答の時間を設けました。残念ながら生徒からの質問はなかったのですが、運営の方数名からご質問を頂きました。運営側も巻き込んでお話しすることができ、生徒と大人双方に興味を持って話しを聞いてもらえたと感じました。東海支部教育機関支援キャラバン隊員 前田 大輔「知財特別授業」名古屋市少年少女発明クラブ「自由創作教室」講義の様子

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