支援活動161_webbook
11/24

知的財産支援活動だより2015年6月号(No.161) 11 1.日  時:平成27年5月22日(金) 13:40~15:002.場  所:甲賀市立信楽小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:発明工作授業(回転台)5.対  象:5学年2クラス54名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.講  師:岸本 忠昭、松成 靖典、伊原 節子8.コメント: 「信楽焼」の窯元の近くにある信楽小学校で知的財産特別授業を実施致しました。今回は工作授業であり、回転テーブルについての発明工作をして頂きました。ただ、こちらでは「ろくろ」を使う授業も多くあるため、早々と解決して手持ち無沙汰になる児童が多くいたらどうしよう?との懸念が少々ありました。 しかし案ずる必要はありませんでした。作品がほぼ完成となった児童も、自ら更なる改良を加えたり、他の児童の手助けをしたり、集中して取り組んで頂けました。もちろん同じテーブルで作業をした児童たちの作品はある程度似てくるのですが、同じようにしたつもりでも上手く回転しない場合に、いろいろと考え、工作用紙を切っては貼り付け、また考え直しては切り、を何度も繰り返していた姿が印象的でした。 また今回は保護者参観日の行事であったため親子で仲良くアイディアを出し合うなど、保護者からのご協力も児童たちが集中できた一因と思っております。この場をお借りしてお礼申し上げる次第です。 ところで信楽小学校では、校舎内に児童たちによる様々な陶芸作品の展示があります。児童たちにとって土の混ぜ方、捏ね方、形作り方、など、様々な視点で考えて製作したのだと思います。つまり発明をする上で必要となる「創意工夫」が日常的になされており、とても素晴らしいことと感じました。近畿支部知財授業担当 松成 靖典「知的財産特別授業」滋賀県甲賀市立信楽小学校発想力豊かな児童達と工作を行う講師陣

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です