支援活動157_web用
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8 知的財産支援活動だより2014年12月号(No.157)12月までの支援活動11.日  時:平成26年11月7日(金) 13:00~17:002.場  所:一関市立図書館 学習室3.テーマ:「食品開発と知財戦略」知財の種を育て、大きな花を咲かせるために 4.主  催:岩手県、日本弁理士会、一関市、一般社団法人岩手県発明協会5.対  象:岩手県企業、自治体職員 24名6.講  師:橋本 京子 会員7.内  容: まず初めは、セミナーの開催地一関の「饅頭」がテレビで紹介された話題が取り上げられ、参加者との親近感が高まりました。 次に、日経で紹介された今年のヒット商品の中から食品関係を抽出し、いくつもの食品が上位に上がっていること、また糖質ゼロの日本酒が話題になっていることに触れられました。次は一関市で行われた「ご当地もち餅サミット2014 in一関」に触れた後、「もち」に絡む事件として「切り餅の特許侵害訴訟」を紹介し、食品業界において特許が重要な役割を果たしたていることが紹介されました。 「食品と知財」、「売れる商品と知財の結びつき」「食品でも特許が取れること」の説明の後、岩手県宮古市の東和食品株式会社が製造販売している「花けずりこんぶ」の例を挙げて、オンリーワン商品の良さ、オンリーワン商品ならではの苦労も紹介されました。後半は、高知県の大豊町というところで作っている碁石茶についても紹介されました。TVコマーシャルの動画や多くの写真を通じて「なぜオンリーワンになったか」そして、それをどうやって「ブランド化」した経緯について、商標登録を受けるための努力を紹介しながら講義が進められました、 参加者の興味を引く内容が続いたこともあって、参加者は熱心にかつ興味深く最後まで聞いていたと思います。講義後、「商標の出願に関する費用と権利化までの期間」について質問がありました。 講義後の相談コーナーでは2件の相談があり、橋本会員と運営委員の私(藤岡)が別々に担当しました。知的財産支援センター第3事業部 藤岡 茂岩手県知的財産セミナー「食品開発と知財戦略」知財の種を育て、大きな花を咲かせるために

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