支援活動155号
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12 知的財産支援活動だより2014年10月号(No.155)1.日  時:平成26年7月5日(土) 15:00~16:302.場  所:大津市ふれあいプラザ ホール3.テーマ:京阪電車大津線のあゆみと活性化への取り組み4.講  師:尼田 賢光 氏       京阪電気鉄道株式会社 執行役員、大津鉄道部担当5.参加人数:35人6.概要等: 京阪電車大津線は、京津線が大正元年8月15日に、石山坂本線が大正2年3月1日にそれぞれ開業し、今年で102周年を迎えました。最近では、平成9年10月12日の京都市地下鉄東西線開業に伴い、京津線の京津三条~御陵間を廃止し、京津線電車が東西線に直通運転を実施しています。 今回の講演会では、100年を超える京阪電車大津線の歩みを振り返り、東西線開業後の乗客の減少を食い止めるためのユニークな取り組みについて紹介しました。 過去の歴史については、鉄道敷設を許可する書面を「特許状」ということに驚き、また、名古屋まで延伸する計画があったことを知りました。東西線開業後については、ワンマン化と京阪石坂線の運転間隔を半分とすることで利便性を大幅に向上させたこと、併せて、様々な企画列車やラッピング電車を通じての活性化について紹介しました。特に、ラッピング電車については、「ちはやふる」や「中二病でも恋がしたい!」等、人気コミック・アニメという著作権を上手に利用し、収益を上げている例について紹介しました。 身近な鉄道が様々なアイデアに支えられていることを知ることができ、有意義な講演会となりました。近畿支部 浅野 能成弁理士の日記念行事(滋賀)「講演会」

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