支援活動だより153号
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4 知的財産支援活動だより2014年8月号(No.153) 日本弁理士会支部の支援活動について知的財産支援センター 副センター長 川村 武1.はじめに 日本弁理士会では、知的財産支援センター(以下、「支援センター」という。)のみならず、各支部(北海道、東北、北陸、関東、東海、近畿、中国、四国、九州)と支援センターとが協同して、また各支部が独自に様々な支援事業を行っております。今回は、平成18年度~平成25年度の各支部における支援事業ごとの件数を示すデータを提示して、各支部における支援事業の活動状況をご紹介いたします。2.表及びグラフにおけるデータの説明 以下に示す表及びグラフにおいては、支援事業を「講演」、「相談会」、「教育機関支援」、「公的委員等」、「その他(審査員・表彰)」の項目に分類しております。「講演」は講師を派遣した知財セミナー等の回数を示しています。「相談会」は相談員を派遣した無料相談会の回数を示しています。「教育機関支援」は小学校、中学校、高等学校、大学及び高等専門学校(いわゆる高専)等で開催した出張授業の回数を示しています。「公的委員等」は地方自治体(都道府県、市町村等)などにおける委員等の派遣回数を示しています。「その他(審査員・表彰)」は各種審査会(例えば補助金等の審査会)の審査員や表彰などの派遣回数を示しています。なお、これらのデータは各支部の支部活動報告書から抽出したものです。3.平成18年度~平成25年度の各支部における支援事業のデータ 下記の表1~表8において、縦のマスに各支部を記入し、横のマスに支援事業の項目を記入しています。 表1~表8の「大計」に示すように、各年度において「相談会」つまり無料相談会の実施が最も多く、「公的委員等」つまり地方自治体などにおける委員等の派遣が最も少ないようです。また、表1~表8の「支援件数全体」に示すように、各年度によって増減があるものの、各支部に属する会員数の多少にかかわらず、各支部が多くの支援事業を実施していることがわかります。項目別に見ていくと、「講演」つまり知財セミナー等への講師の派遣については東海支部が最も頑張っているようです。また、「教育機関支援」つまり出張授業については東海支部及び近畿支部が頑張っている印象です。

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