支援活動152号
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知的財産支援活動だより2014年7月号(No.152) 5  従いまして、現在進めている内容は、最終的には、完成品とは、まったく異なるものになる可能性がありますが、この報告書を作成している2014年6月現在の進行状況をここに記します。(1)高等学校の普通科で使う事を想定した全教科を対象にしたコンテンツを作成する   グループ(A) 高校の教科書に登場する、例えば「ブラウン運動」、「徳川慶喜」、「彦根城」といった用語から連想される知財のネタ話を、各々200字から300字くらいにまとめた冊子を作成しようとしています。この冊子は授業の副教材のような形式で先生に使っていただくことを想定しています。現在、メンバーが各自一点ずつそのようなネタ話を試作し、まずはそのような冊子を使っていただけるのかどうか、現場の先生に見ていただこう、ということで進めています。(2)高等学校の主に商業科で開設される商業の授業を対象にしたコンテンツを作成する   グループ(B) 商業の授業で、教材として直接使っていただけるようなコンテンツを試作しています。商標制度の基礎的な考え方の理解を目指しており、写真や絵を使って、「商標とは?」、「商標の機能とは?」といった問いかけ形式のコンテンツになりそうです。現場の方のご意見を伺うべく、間もなく某県の教育局への訪問が予定されています。2.被災地の小中学校への支援員派遣 被災地(福島県、岩手県、宮城県)からの要請に応えて、学校に支援員を派遣します。小学校、中学校及び高等学校における出張授業を行い、被災地支援として少しでも役に立ちたいと考えています。今年度は10校を想定しています。 被災地への支援員派遣は昨年度に始まりましたが、今年度は、「片手でもてるかな?」や「ペーパータワー」といった発明工作授業の実施を検討しています。被災地での知的財産特別授業の様子

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