支援活動だより151号
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知的財産支援活動だより2014年6月号(No.151) 9 1.日  時:平成26年4月30日(水) 10:50〜11:352.場  所:池田市立呉服小学校 3.名  称:「知的財産特別授業」4.内  容:君も今日からエジソン5.対  象:5学年3クラス74名6.担当部署:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.コメント: 池田市立呉服(くれは)小学校での知財授業は、過去5回以上の実績もあり、ご担当頂いている先生も慣れておられました。導入部分では、「東京特許許可局」の早口言葉を交ながら、私たち弁理士の職業のことや、この授業の目的について、分かり易く児童に紹介していただき、場の温まった状態で、授業に入ることができました。 会場は本学校の音楽ホールでしたので、児童が段状の席から少し離れたステージを見るなかで、授業を進めて行きました。場が温まっていたこともあって、最初の「発明」についての質問にも、10名くらいの児童が反応よく手を上げて、答えてくれました。その後の、片手で使えるシャンプーボトルや、手に持たずに傘をさせる道具を使った場面でも、児童は積極的にステージに上がってくれました。後から答える児童が、先に答えた児童とは少しで違いを出そうと工夫をする様子を見ると、本授業の目的が達成できているように感じました。 寸劇では、今回が初めての若い男性の先生に怪人X役を演じて頂いたのですが、アドリブも交えた上手な演技に、児童の受けも上々でした。日頃、児童の反応を見ながら授業を進めておられる小学校の先生方の対話力、表現力には、私たち弁理士も見習うところがあると思いました。知財授業は、私たち弁理士にとっても、お客様とのコミュニケーション力を高める上で、とても良いトレーニングの場になっていると感じました。 終了後、ご挨拶とお礼を兼ねて、校長先生とお話をさせて頂きました。本学校では、このような出前授業を積極的に取り入れておられるとのことでした。教職員以外の大人と接する機会が、児童が成人したときに、よい影響を与えていると感じているといった趣旨のお話を伺いました。私たち弁理士に、お役立ちの場をご提供頂いていることに、感謝の意をお伝えいたしました。近畿支部 知財授業担当 光明寺大道永井 秀男「知的財産特別授業」大阪府池田市立呉服小学校興味津々の児童達に講義を行う講師陣(左写真左から 光明寺 大道、永井 秀男、 各会員)

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