支援活動だより176_webbook
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知的財産支援活動だより2016年11月号(No.176) 19 1.日  時:平成28年10月21日(金) 18:30~20:302.場  所:アクトシティ浜松<Dゾーン>研修交流センター4階401会議室3.実施者等:主催:日本弁理士会東海支部 後援:公益財団法人 浜松地域イノベーション推       進機構 企画・運営:静岡県委員会4.内  容:イケメン商品で一歩リード~商品の顔、装(よそおい)、いわゆるトレードドレ       スを保護する意匠、商標、不正競争防止法を知ろう~5.対  象:一般、製品開発関係者、知財関係者など21名6.担当部署:東海支部 静岡県委員会7.講  師:東海支部 静岡県委員会 副委員長 東山喬彦8.コメント: 今回のセミナーでは、意匠、商標、不正競争防止法を絡めて商品を保護する方法の説明がなされました。キャラクターや地域ブランドを含んだ実例をもとにする類否判断例や権利取得例が多く講義内容に盛り込まれ、聴講者にとっては意匠商標等を身近に感じることができる内容となりました。 特に、実物で紹介された真正品と模倣品を聴講者が自ら手にとってその意匠の類似性を見比べる場面は、聴講者にとって、模倣品がいかに巧みに作られるかを知るとともに、自らの意匠を守るために権利保護することが大切だと実感する機会になっているようでした。また、会場の地元で着目されている歴史上の人物「井伊直虎」に関して、不登録事由を含めた商標権取得の説明があり、昨今のトレンドを反映した講義内容は、聴講者の興味を引かせるものとなりました。 セミナーの方式は、プロジェクターなしの配布資料を用いた説明であり、聴講者は講師の話を熱心に聞き入っていました。講義中に聴講者からの質問は特になく、聴講者は講義を良く理解していたようです。会場の大きさや開始時間や講義の長さは、妥当であったと思います。東海支部 静岡県委員会 委員 松本直樹「週末パテントセミナー2016 in 静岡(浜松会場第2回)」講義の様子

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