支援活動だより176_webbook
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14 知的財産支援活動だより2016年11月号(No.176)1.日  時:平成28年9月30日(金) 18:30~20:302.場  所:アクトシティ浜松<Dゾーン>研修交流センター4階401会議室3.実施者等:主催:日本弁理士会東海支部 後援:公益財団法人 浜松地域イノベーション推       進機構 企画・運営:静岡県委員会4.内  容:特許出願とノウハウ保護の選択基準及びノウハウ管理       ~製法だけじゃない7つの選択基準&特許出願を使ったノウハウ管理手法~5.対  象:一般、中小企業経営者、知財関係者など26名6.担当部署:東海支部 静岡県委員会7.講  師:東海支部 静岡県委員会 委員 居藤洋之8.コメント: 知的財産を「権利化」「ノウハウ秘匿化」のいずれの方法で保護するか、について説明がされました。まず、「知的財産を守る意味」という基本論から始め、「権利化」「ノウハウ秘匿化」それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、7つの選択基準について説明がありました。説明が段階的な論理構成でされた為、受講者に分かり易いものであったと思います。説明では「基本発明」「利用発明」についても言及されましたが、テレビ受像機を例に平易な説明が良好であったと感じます。 次に、ノウハウについての更なる説明がされました。「ノウハウ管理の問題点」を導入とし、段階的に「ノウハウ明細書®」へ進みました。この「ノウハウ明細書®」の活用として「特許出願を使ったノウハウ管理手法」が説明されましたが、「ノウハウ明細書®」が居藤会員の登録商標であるように、まさに居藤会員オリジナルの発想であって受講者も目を輝かせてその説明を聴いていました。敢えてノウハウを明細書に仕上げ出願することで先使用権立証の為の証拠を得る等、実効性の高い実務のヒントが多数紹介されました。 アクトシティ浜松<Dゾーン>研修交流センター4階401会議室は前半分・後半分がそれぞれ照明単位となっており、スクリーンの投影を鮮明にする為には前半分を消灯する必要があることから、会議室の定員に近い受講者の場合には前半分に着席された方々の手元が暗くなる点について配慮が必要と感じました。東海支部 静岡県委員会 委員 藤原康高「週末パテントセミナー2016 in 静岡(浜松会場第1回)」

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