支援活動157_web用
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知的財産支援活動だより2014年12月号(No.157) 23 1.日  時:平成26年10月8日(水) 10:00~11:302.場  所:日本弁理士会近畿支部室 3.依頼者:特定非営利法人学校サポートセンター 4.テーマ: (1)特許など知的財産の概要と重要性        (2)弁理士の仕事の役割と主な業務内容        (3)依頼主からの依頼を受けてから手続き終了までの流れ(概要)        (4)仕事のやりがい        (5)生徒の事前質問への回答5.対  象:2学年1クラス7名6.担  当:日本弁理士会近畿支部 知財普及・支援委員会7.内  容: 私が弁理士という職業を知ったのは、今回の生徒たちと同じ高校2年生のときでした。また、私自身が山口県という地方出身者であることもあって、同じく地方からお越しになる生徒たちに妙に親近感を感じ、今回の知財授業の担当として立候補させていただきました。 最初の1時間程度で、知的財産の概要や手続の流れ、主な業務内容などを説明しました。弁理士の仕事を詳しく知ってもらいたい反面、あまり詳しい話をしても難しそうな仕事と思われるだけと感じましたので、できるだけ身近な実例を用いて説明するように心掛けました。意外と身近なところに知的財産が多数存在しているという点については、生徒たちも関心を抱いていたように思います。 その後、各生徒から事前にいただいていた質問にお答えしました。質問の内容としては、どうやったら弁理士になれるのか、弁理士になるのは難しいのか、弁理士としての仕事のやりがいといった「弁理士」という職業についての質問や、近年よく話題になっている模倣品に関する質問などが大半でした。弁理士という職業の魅力や、模倣品に対して弁理士がどのように関わっているかについて、十分に理解していただけたものと思います。 今回の生徒たちが、1人でも弁理士を目指してくれたらとても嬉しいことですが、少なくとも「知的財産」という言葉を聞いたときに、私たち弁理士のことを思い出してくれたら大変嬉しく思います。近畿支部知財授業担当 吉本 力新潟県立糸魚川高等学校訪問学習興味津々の生徒達に講義を行う講師(吉本 力 会員)

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