本文の先頭です

公開フォーラム・会員向け研究発表会

第4回公開フォーラム

<日   時>  平成18年9月27日(水)13:00 〜 17:00
<会   場>  全社協 灘尾ホール
<参加者数>  264名
<発表内容>  
●基調講演T: 「営業秘密の保護について」
講 師 : 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授  土肥一史 氏
内 容 : 裁判例、改正不正競争防止法・改訂「営業秘密管理指針」を紹介しつつ、営業秘密の保護に関して広く解説された。
●基調講演U: 「知財信託について」
講 師 : 筑波大学法科大学院教授・院長  新井 誠 氏
三菱UFJ信託銀行フロンティア戦略企画部主任調査役  下別府則竹 氏
弁理士、鈴木健治特許事務所  鈴木健治 氏
内 容 : 信託法改正の背景及びポイントについて、先の信託業法の改正を踏まえ、説明がなされた。その後、知財信託の現状について具体例を交えた紹介と、知的財産の活用のツールとしての可能性及び課題について示唆に富んだ解説がなされた。
●パネルディスカッション: 「特許侵害訴訟における損害賠償額の算定」
コーディネータ: 早稲田大学法学部・大学院法務研究科教授  高林 龍 氏
パネラー : 東京大学法学部・大学院法学政治学研究科教授  大渕哲也 氏
上智大学法学部教授  前田陽一 氏
弁護士、松本・美勢・秋山法律特許事務所  美勢克彦 氏
弁護士・弁理士、青木・関根・田中法律事務所  田中成志 氏
弁理士、ファイザー(株)  南条雅裕 氏
内 容 : パネラー代表3名により各々特許法第102条第1項、第2項、第3項をめぐる実務的・理論的問題状況につき基調報告を行い、これらについて明細書を作成する立場、訴訟を遂行する立場または研究者の立場からディスカッションを行うことで、損害賠償論部会での議論の模様を再現しつつ、損害額の算定に関するいくつかの論点について現在どのような議論がなされているのかを紹介した。

※肩書きについては、公開フォーラム開催当時のものです。
ページの先頭へ